渋幕OBOGの著名人


[渋谷幕張生&父兄向]
渋幕の課題

keyword: 渋谷幕張,渋幕,帰国子女,千葉,共学, 女子
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この記事はピンポイントに渋幕生と、及びその父兄に対して向けたものになっています。渋幕の魅力を踏まえたうえで、 他方で新興勢力であること、千葉市という郊外に構えている故の弱点など、まだまだ多くの課題が散見されます。 そうした課題についてまとめてみます。



全国の共学人気の台風の目


新興勢力ながら首都圏共学トップ校であり、全国の共学人気の台風の目となっている渋幕。 御三家や京阪神の上位校と比しても内部の空気の良さは指折りです。

男子校の学生は言語・対人コミュニケーション能力が極端に落ちる傾向があり、女子校の学生は数理科学が弱い傾向が 顕著にあります。共学はバランス型の学生が多いものの、合格実績は男子校/女子校と比して落ちる傾向があるため その意味での人気を落としていたのですが、広義の学力を真剣に捉え始めた家庭を中心にここ数十年で急伸して来ました。

もはや入り口付近では、特に女子はoinと同格であるためポテンシャルは抜群で、 コミュニケーション能力にも問題を抱える子はさほど見当たらないため、その意味でも安心できる子が多いのが 渋幕の特徴であり、主にこの辺りに大きな可能性を感じる学校です。



御三家落ちのポジション(特に男子)


最近では「oin/JG蹴って渋幕」をよく見るようになってきたため、女子は才能が集まる傾向があると感じますし、 勢いもありますが、男子に関してはまだまだ御三家落ちのポジションの手応えがあります。

どこの共学も優秀な女子学生を集めることで、それに引っ張られる形で男子学生を引き上げようとする傾向がありますが、 男子には実績以外の面でも頑張って欲しいなと思う面があります。東大合格者数が全てではありませんが、 理Ⅲの内訳を見ても渋幕の名前はポツポツといった印象です。

もちろんこれは裏表で、東大にこだわらない・ 海外進学組も毎年数名いる・高校受験枠がある・入学時点で帰国子女枠がある・スポーツ推薦もいるーといった出口/入り口での diversityを確保しているのが渋幕の良さでもあるのですが、学校のサイズを考えるとやや寂しい数字です。

かといってhigh achieverでも女子で数理科学が抜群に強い、というタイプはまずほとんどいないため、 この意味でも御三家や灘神女あたりと比べても、尖り方がやや落ちがちです。



文化祭にて


陸の孤島


渋幕の最寄りの一つである海浜幕張は、圏内では屈指のよく整備された街ですが、さすがに渋谷や麻布十番、 水道橋といった街と比べられるとアクセスの便の悪さは分が悪い面があります。そして移転でもしない限り、これは変わりません。

単にアクセスが悪いだけならばさほど問題ではないのですが、残念ながら千葉県内には渋幕と学生の粒の揃い方・ 実績で張り合えるような学校はありません。加えて都内へのアクセスが悪いため系列校である渋渋とすら交流がない学生が殆どです。

これが都内に立地する御三家や駒東、海城あたりであれば事情が変わり、個人単位でも頻繁に接点を持つことができるのですが、 情報が入ってこないという点では大いに劣位にあり、その結果いろんな面でお山の大将になりがちです。

SNS上でも他校の同世代と絡んでいる場面はほとんど見ません。いると思えば帰国子女やディベート・模擬国連の子達ばかりであったり、 極めて限られたタイプの学生に留まっているようです。



カリキュラムの弱さ


もちろん学校教師にも様々な方がいらっしゃるので一概には言えませんが、灘やJGあたりと比べても、 カリキュラムに特段の強さは見当たりません。とりあえず学校に通っていれば受かるラインには乗るかもしれませんが、 そこで突き抜けた能力を磨くというのはやはり難しさを感じます。

その中でも突出した才能が稀に出てくるのは、土壌が豊かであるというよりは個の資質頼りになっている面があり、 物理部のロボコンのように蓄積がされている部活動も少なく、科学オリンピックでも名前を見ることは未だ少ない状況です。

この辺りも日頃から都内の学校との交流があれば、あるいは京阪神の数理科学に強い学校の面々と交流があればまた話は違いますが、 陸の孤島であること、新興勢力であることがマイナス要因になっています。



塾の選択肢の少なさ


場所が場所であるがゆえに、都内と比べて塾の選択肢が、多様性以前に数がありません。 そのため都内組以外はビデオ講座一択になりがちですが、 垂れ流されるものを一方的に聞いているだけなので合わない子は全く合いません。

どんなに歴史や実績に強みのある学校でも、全てを兼ね備えた学校は存在しません。それは各校で自由の定義が異なるのと同様で、 渋幕といえども全ての学生を全方位的に才能を伸ばすことは出来ません。

私塾は学校・クラス・学生単位で見たときに物理的なキャパシティを超える指導を提供することに、 まず多くの家庭にとっての存在意義があります。 その上で学校では提供し得ない、全く異なる場;言わばインターリーグを提供するのが学外で指導を提供する側の大きな目的です。 陸の孤島に留まりがちな渋幕生にとっては、単に科目学習がどうのという次元ではない問題として、 これは大きな課題(後述)を抱えていると考えられます。



1学年のサイズ


開成・麻布を除く御三家や筑駒、灘・神女・大阪星光・甲陽学院といった上位の学校は、どこもサイズは200前後であるのが通常です。 このサイズがちょうど同期を互いに強いつながりを持って把握できるギリギリの数字であるためです。

他方で渋幕は1学年が350とかなり大きいサイズであるため、学校全体での一体感というのはなければ、 同期でも把握していない間柄の学生が多くいるという寂しさがあります。

体育会系や舞台系の部活動は縦のつながりはあるとは思いますが、それも3つ以上離れたならば実質切れてしまうのが通常です。 内部での結束力はいうほど強くない印象です。

父兄からすれば学校のサイズは気にならない点かもしれませんが、 学生からすれば一体感がないというのはもの寂しさを覚えるものもあれば、学校に対する思い入れを低下させる引き金になります。

自身の学力なり能力の高さに相応の自信を持つ学生が集まる渋幕が、しばしばややドライな印象を与える、 時もあるのは主にこれが理由だと考えられます。



OBOGの学校への愛着/訪問頻度

決して渋幕に愛着がない、ということではないとは思いますが、陸の孤島状態であるため、 OBOGが学校に帰ることはさほど多くないようです。これも縦のつながりの弱さに拍車をかけています。

物理的な接触頻度が落ちてしまえばつながりが弱くなるのは当然です。同期ではつながりはあっても、縦には繋がりにくいのは、 男子校/女子校と比べても感じます。



共学であることから異性に対して最低限配慮できるコミュニケーション能力は身につく利点があるのは確かで、 それは男子校/女子校の子たちが持ち得ない競争力です。 他方で男子校には無い種類の幼さを感じることがしばしばあるのは、主に尖り具合が甘く、また自身でもその自覚がある子が大半であるからだと思われます。 その意味では渋幕は外的ショックにいうほど強くない印象です。実際鋭いものを見せると臆してしまう子はしばしば見受けられます。

歴史がなく部活単位での蓄積もないため、これだけは絶対に負けない、というものを持っている子が少ないんじゃないでしょうか。 いたとしてもそれを後輩に引き継ぎできる明示的な、あるいは暗黙の制度があるわけでもなさそうです。またこれは前述の通り、 カリキュラムの弱さと裏表であると考えられます。

歴史の浅さからくる柔軟性と、厚みからくる学校全体の競争力の保持はトレードオフの関係にあるものの、 各科目や分野ごとの鋭さは外部の人間に習う必要があるものは多々あるのではないかと感じます。

多様性がある程度確保されている渋幕といえども、内部に6年間留まっていれば同質化されるのは他校と同様です。 恵まれた才能・資質を磨くためにも、郊外にいながらどれだけそれを自覚し、外に出ては渡り合えるかが問われていると言えます。










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