しばしば授業でリスニング教材として扱う 90年代のTVドラマ。最近の映画も使います。


[単科医大志望向の英語の授業から]
語彙のイメージとリアリティを大切にせよ

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語彙自体のイメージを大切にする



英語の授業より


まずは上のclassoncloud(coc)での授業ログの映像をご覧ください。 英語においてイメージを大切にするには、言葉から視覚的なイメージをできるようになる必要があります。 しかし男子校生・男子学生の大部分は、視覚認識に頼りすぎて英語、というか、言語そのものが出来なくなっている、 という話を以下の記事でしました(更に言えばその程度が酷すぎて相手の人間性や深い意図が わからなくなっている子が多いのですが)。





そこで大事になるのは接頭辞・語幹・接尾辞や、類義語・対義語に着目するという点です。 そのためには音節で区切り、 リズムに手ごたえを感じる必要があるため、ここでも音読が重要である、ということになります。

映像の中では音読はさせていませんが、実際の授業では極力生徒に音読をさせるよう指示しています。 頭の中で何でもかんでも処理しようとする思惑を退け、発音するという行為と経験から感覚を変えていくことを 強制するためです。



二人の指導者との対話ベースの授業

cocの授業では音読に限らず、また科目問わず、 科目指導に当たってはとにかく問いかけを発するようにとも指示しています。 通常の集団指導では問いかけをするにも人数が多すぎて各自の意図や思惑を指導者が把握できず、通り一遍等の情報を伝えることに 留まりがちです。

上の映像でも見られるとおり、頻繁に生徒に問いかけをすることで、考えていることを丁寧に把握し、その上で説明を展開しています。 また事業責任者自ら授業に参加し、必要に応じて補足を加えることで、 周辺の知識や大学生指導者の見落としを補足するようにしています。

指導に当たっている大学生は学部入学時点でTOEICフルスコア、高校時点でラテン語やギリシャ語にも手を出していた子ですが、 そんな彼女にも記事のテーマとなっている経済の話題や、他の回で扱う科学の話題についてはやや弱い傾向があります。 (時には科学物質やネットワーク技術の概念が出てくることもあります) そうした周辺の情報や知識については、文脈を加味しながら関連する語や話題を差し挟んでいます。



構文理解も当然重要

上の授業の後半では構文の説明もしていますが、当然ながらこれも重要です。視覚認識に頼る場合、上記の音読や語彙の強化が 出来ていればさほど難しくはありません。この辺りは数学同様、暫くは学生側に時間を与え各自に考えてもらいます。



時事英語に触れることの大切さ

また別の記事で挙げようと思いますが、この授業で扱っている内容同様、単科医大やリベラルアーツよりの大学では特に、 時事英語が出題される傾向があります。多くはジャーナルサイトの記事ですが、 当然ながら日本人にはなじみの無い語彙や言い回しが多くあれば、 盛り上がっている話題自体こくないのそれとはずれがある場合が通常です。

そのため英語を学ぶことも重要ですが、英語で情報から状況を把握し、 それにより学力の底上げを後押しするという姿勢もまた大切になってきます。 上の映像の中でも結婚式場での食料廃棄の問題の話を挟んでいますが、 時には授業を一時中断して、扱われているテーマそのものについて議論することもしばしばです。



リアリティが十分に形成される学びの価値

男子学生に特にその傾向が顕著ですが、同じ科目を学ぶにも、対象そのものに関心を持って突き詰めていく力がある学生と、 水平的な広い視野を持って、他分野と関連付けながら学んでいくことに力がある学生と、さまざまなタイプがいます。

男子は特に、英語をパズルのように解こうとしますが、 そもそも言語であり文化であるため、完璧な論理構造などそこには存在しません。 最も大切になるのはその言葉をつむぐ人間なり、その人間が集まる組織や 共同体の実態を把握することにあります。従って言語を深く理解するためには、 文章を通じて如何にリアリティを形成し、文章を理解するためのさまざまな経験を積み上げていくかが求められることになります。

好きな科目や自分の趣味にずっと入れ込んでいるものの、他人には全く関心が無かったり、理解を示す力が無いと、 英語の学力もまた早々に頭打ちになります。素直に伸ばしていくためには自身が大切にする世界以外のことについて 理解を示せる人間性なり、他者を受け入れる許容力が共有されるとも言えます。










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